乳頭縮小失敗やり直し手術
乳頭縮小手術を行ったが失敗して、やり直し再手術を希望される方もいらっしゃいます。希望通りのサイズでない、小さくなり過ぎた、左右大きさが違うなどに対して、やり直しが可能です。失敗したからと言って諦める必要はありません。やり直し手術は初回手術に比べると難易度が高くなります。他院修正を専門に手掛けている先生に執刀をお願いするのが良いでしょう。
乳頭をもう少し小さくしたい
乳頭縮小を行ったものの、サイズが変わっていない、もう少し小さくしたい、ということでやり直し再手術を希望される方がいらっしゃいます。初回の乳頭縮小で切除する量が少なかったということが考えられます。再切除することにより大きさを調整することが可能です。
乳頭の大きさに左右差がある
元々乳頭には左右差があります。乳頭縮小手術により、乳頭の大きさをできるだけ揃えることは可能ですがぴったり揃えることはできません。そのため多少の左右差が出ることは仕方がありません。しかしあまりにも大きさが違いすぎる場合、やり直し手術の対象になります。
乳頭が小さくなり過ぎた
小さくなり過ぎた乳頭を大きくする手術は、埋まっている乳頭を引き出して固定する手術になります。乳頭手術失敗により乳頭が小さくなり過ぎたという状態を、再手術により調整するのは難易度の高い治療になります。引き受けてくれる施設は限定されます。何軒もクリニックを廻ったが断られたというケースもあるようです。多少遠方であっても出かける覚悟が必要になります。
乳頭縮小失敗
術前
術後7日目
43歳、既婚女性。他院修正乳頭縮小手術のやり直し再手術
症例経過:出産授乳後、乳頭が肥大して乳頭縮小手術を受けましたが、小さくされ過ぎてしまった症例です。乳頭が乳房内に埋まりこんで、不自然な形になっていました。乳頭を乳房内から引き出して、通常の形に修正しました。
症例解説:美容外科クリニックが増えたために、家から近くのクリニックで乳頭縮小手術をやってもらえるようになり、通院は便利になりました。しかし思い通りにならなかったという他院修正症例は確実に増えています。そのため乳頭縮小手術においても、やり直し再手術は増加しています。乳頭縮小には、もう少し小さくしたい、左右差があるなどのデメリットやリスクが存在します。それらに対しては比較的簡単に修正が可能です。しかし乳頭が小さくなり過ぎた、乳頭が埋まりこんでしまった、というやり直し手術はとても難易度が高くなります。引き受けてくれるクリニックは少ないようです。